じんましん
じんましんは体にいわゆる「ミミズ腫れ」(医学的には「膨疹・ぼうしん」といいます。)が全身に出現と正体を繰り返す病気です。
強い痒みを伴うことが多いです。
じんましんには急性じんましんと、慢性じんましんがあります。
急性じんましんは、よく食べ物が原因とではないかと聞かれますが、食べ物が原因のことはむしろ少ないと言われています。
原因としては、風邪、胃腸炎、膀胱炎などの感染症、疲れ、ストレス等の体調の変化、薬剤等が挙げられます。
経過としては抗ヒスタミン剤の内服で数日以内に治ることがほとんどですが、まれに2週間程度続くこともあります。
慢性じんましんは1ヶ月以上じんましんが治らない状態のことをいいます。
原因は一つではなく、様々な可能性が考えられています。
これまでの研究では、胃潰瘍の原因菌のピロリ菌、扁桃炎などの病巣感染、甲状腺疾患、ウイルスなどとの関係が指摘されています。
原因検索をしても、原因が見つかり、なおかつその治療をするとじんましんが治る確立は低いです。相談の上、ご希望に応じて原因検索も行なっております。