診断機器

超音波診断装置(エコー)による皮膚腫瘍の診断

皮膚の下に潜っている腫瘍(皮下腫瘍)に対しては、超あ音波診断が非常に有用です。簡便で、侵襲もなく、ガラスの破片、木片なども見つけることが可能です。当院では皮下腫瘍に対しては超音波診断装置を併用して診断を行っております。

ダーモスコピー

ダーモスコピーとよばれる特殊な拡大鏡を用いて、皮膚腫瘍、皮膚がんの診断を行う技術です。主に黒色の腫瘍に対して行われます。色素性母斑(ほくろ)と悪性黒色腫(メラノーマ)の鑑別、脂漏性角化症(年寄りいぼ)と有棘細胞がんの鑑別などに用いられます。

顕微鏡検査

水虫菌の原因菌である白癬菌やカンジタ症の原因菌であるカンジタ菌は、顕微鏡検査で発見することが出来ます。一見水虫に見えても、検査をしてみると菌が見つからず、湿疹など別の病気の場合もあり、水虫の診断には欠かせない検査です。疥癬虫、ニキビダニなども見つけることが出来ます。
 


当院の第一診察室の顕微鏡
 

 顕微鏡検査で見つかる菌や虫 


白癬菌
 

カンジダ菌
 

マラセチア菌
 

疥癬虫
 

疥癬虫の卵
 

ニキビダニ
 

アタマジラミの卵 

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