皮膚病の漢方治療

当院の皮膚病の治療は、蕁麻疹には抗ヒスタミン薬、皮膚の感染症には抗生物質といったように、いわゆる西洋医学が中心です。
しかし、中にはホルモンバランスの乱れや、自律神経の不調などが原因となっている場合もあります。
具体的な例としては、女性の生理不順を伴うニキビや、中年以降に生じる顔の赤み(酒さ)、高齢の方の原因不明の皮膚のかゆみなどです。
こういった皮膚病の場合、西洋薬では治療に難渋することがありますが、漢方の作用により皮膚を良い状態に改善することができます。

具体例

・若い人のニキビ→清上防風湯、荊芥連翹湯
・女性の生理不順を伴うニキビ→桂枝茯苓丸加薏苡仁
・高齢者の痒み→温清飲、当帰飲子
・赤ら顔、顔のほてり、酒さ→黄連解毒湯、白虎加人参湯
 
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